誰かに仕事をお願いしたいとき、Can you … ? や Could you … ? などの表現が思い浮かびますが、実はもう一つ、ビジネス現場でよく使われる簡単でオシャレな依頼表現があります。見ていきましょう!
まずは私たちが習った依頼表現をおさらい
まず、日本の学校で勉強する依頼表現をサラっと確認してみると、、、
<命令的な聞き方>
Please …
<カジュアルな聞き方>
Can you … ?
Will you … ?
<丁寧な聞き方>
Could you … ?
Would you …?
<非常に丁寧な聞き方>
Would you mind ~ing … ?
社内でも社外でも、ビジネス現場において無難でオススメな表現は Could you … ? や Would you … ? です。
比較的距離の近い同僚とかであれば、Can you … ? がよく使われています。
なかには、社内であれば全員 Can you … ? で問題ないよと言ってくれるネイティブもいます。
私の場合、同じ部署内・部門内の相手や、親しい同僚であれば、Can you … ? をよく使いますね。
必ず締日までに提出してほしい資料を依頼する場合は Please が適切かと思います。
私が一番よく使っているのは Could you … ? で、ほぼ使ったことがないのは Would you mind ~ing … ? です。
ネイティブが使うオシャレな依頼表現
では、上記以外にネイティブがよく使っている表現は何かというと、
Do you want to … ?
です。意外に簡単ですよね。
直訳すると「~したいですか?」、ニュアンスとしては「~してくれますか?」「~してはどうですか?」といった感じで、どちらかというと提案に近い印象を相手に与えることができます。
この表現は、私の感覚だと、直接的過ぎず、少し控えめに聞くことができるのでオススメです。
Do you want to … ? はどちらかというと課内や部内のメンバーに対して使うため、他部署や少し気を遣う相手の場合は、Would you like to … ? が丁寧で良いと思います。
例文
■例文①
Do you want to help me write a commentary on the first quarter financial results?
第1四半期決算の解説を書くのを手伝ってくれませんか?
■例文②
Do you want to turn on the AC?
(エアコンのスイッチの近くにいる相手に対して)エアコンつけてもらってもいい?
■例文③
Do you want to pass these out to everyone?
この配布物を皆さんに回してくれますか?
まとめ
今回のテーマはいかがでしたか?
Do you want to … ? を使って誰かに依頼した経験はありますか?
私のネイティブの上司はよく使っていた表現です。
ぜひ皆さんも、Can you … ? や Could you … ? を多用し過ぎている感じがしたら、Do you want to … ? を使ってお願いしてみてくださいね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
もしネイティブと話す機会が少ない場合は、以下を確認してみてくださいね。
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